こんにちは。院長 中山です。
前回の続きで、歯のケアって実際にはどうすれば良いの?ってお話。
一番効果的なのは、やっぱり歯磨きです。その他にも方法はありますが歯磨きに取って代わるほどではないと思います。
とにかく「継続は力なり」で日々続けることが大事です。
いきなり歯磨きをしようとしてもやらせてくれないなんてことはよくあります。
少しずつ慣らしていくようにしましょう。まだ子犬ならばより慣れやすいでしょう。
まずは焦らず、根気良く口の周りを触ることに慣れましょう。
その次の段階では指に巻いたガーゼで歯をこすることにトライ。
それに慣れたら、実際に歯ブラシを使った歯磨きに移行します。
この時、ご褒美や犬用の味付き歯磨きペーストなんかを使ってあげると効果的なこともあります。
最初からすべてが上手くいくわけではありません。上手くいかなかったらイライラしないでまた次回。
ちょっと気持ちに余裕を持って始めましょう。
最近では歯のケアをやりやすいように、いろいろなグッズも発売されています。
そういったものを上手く利用するのも良いでしょう。
指にはめる歯磨き用手袋のようなものや、酵素の力で口腔内環境を改善するサプリ等もあります。また歯石を付きにくくするフードもあります。
例えば、忙しくて歯磨きができない日は歯磨きガムを利用するのも良いんじゃないでしょうか。
どれも補助的に利用するというスタンスをお勧めします。
ちなみに付いてしまった歯石は麻酔をかけて除去することになります。歯肉炎がひどくなってしまうと、歯石を取っても元のような健康な歯肉には戻らないこともあります。
日常のケアで健康な歯を!