燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや

3月から6月にかけての暖かい時期、この時期はツバメが巣作りをする時期です。

こんにちは、動物看護師の西山です。

みなさんは今年ツバメを見かけましたか? 私はこの間ようやくとある駅で見ることができました。

 

 

去年までは、私の最寄り駅にも古巣があるので、毎年見かけていたのですが今年は帰って来てくれませんでした。

年々減ってしまっていると聞きましたが、私の最寄り駅で見れなくなってしまうとは……

 

さて、ツバメに限らずもしも巣から落ちたヒナを見つけてしまったらどうしますか?

拾って動物病院につれていきますか?

 

実はその行為、親鳥からすると――ヒナ誘拐犯になってしまうことがあるんです!!

 

というのも、実はヒナは落ちたのではなく、飛ぶための練習中の場合があるんです。

仮に練習ではなく本当に巣から落ちてしまっても、親鳥はそのヒナがどこにいるのかをちゃんとわかっていて、巣にいるヒナ達とは別にご飯を運んでくるときがあります。

わたしの大学でもツバメの家族が三組ほどいた時にヒナ落下事件が起きてしまいましたが、ティッシュ箱に入れて、巣の下に設置していた落下防止用の板に乗せると親ツバメはそのヒナにもちゃんとご飯を運んで無事に巣立っていきました!

鳥のヒナは育てるのがとても難しく、多くは巣立つことができずに生を終えてしまうといわれています。なので、一番いいのは親鳥が面倒をみられるようにしてあげることです。

ですので、まずは病院に連れて来るよりも先に、巣に戻してあげるか、難しい場合には猫やカラスに目をつけられてしまわない安全な場所に移動させてあげましょう。

 

ヒナが弱っている、あるいは怪我をしていていざ保護しようとなったとき、ある問題が発生します。

それは鳥獣保護法です。

この法律では、たとえ保護目的であっても野鳥を飼育することを禁止しています。そのため、診療対象動物に鳥が含まれる動物病院だとしても、野鳥は診ることができない場合もあります。

保護をする場合は、向かう予定の動物病院に診てもらうことができるか確認をとり、各自治体の「野生鳥獣保護窓口」に相談しましょう。(相談窓口の名称は県によって違います。神奈川県だと「自然環境保全センター」になります。)

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